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 育児最中 雑想ノート

079 すすきの原の散歩  〜霧ケ峰〜
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紅葉の美しい季節になってきました。

先日の土曜日、お天気もいいし、家族で何処か気持ちのいいところへ出かけたいね、と話していると自然に思い浮かべるのが、霧ケ峰高原。
アパートから車で1時間でビーナスラインをのんびり走っているなんて、山好き家族にとってはいい所に住んでいると本当に思います。

霧ケ峰の夏はニッコウキスゲが有名ですが、秋は何と言ってもススキです。
草原に吹く風に揺られるススキの穂の輝きを眺めるのはいいものです。



           




大概、車山のスキー場とは反対側にある道路沿いの駐車場に車を止めて、なだらかな草原を歩くことにしています。

春、そして秋と季節の変わり目に体調を崩しやすい僕ですが、高原の身に染み入るような冷たい風を浴びながら歩くというのは、とても気持ちがいいものです。
息子も、石ころにつまずいて転んでも転んでも、のびのびとした草原の中、うれしそうに走り回っています。
妻も、下界の仕事のストレスから開放され、のんびり顔。

広々とした大地と明るい空の下にいることが、どれだけ人を明るく元気にさせてくれることか。
霧ケ峰に来るといつも、気持ちが浄化されます。



お昼は、コンロを持ってきました。
お湯を沸かして、登山用品屋で買ってきたスパゲッティーをゆでます。


           



銘柄は 「ソル・レオーネ  エスプレッソ・パスタ」 というのですが、これがなかなかの優れもので、一袋あたり300ccの水を沸騰させ、後はその中に袋の中のスパゲッティを放り込み、中火で5分ほど湯でれば麺もほどよく茹で上がり、ソースも自然に出来上がってしまうのです。



外遊びをたっぷりした後は、ここ 「ころぼっくるひゅって」 に立ち寄りました。


      



昭和31年(1956年)につくられた山小屋です。
ビーナスラインばかりか車の通る道路もまだない頃から、雪崩、吹雪、落雷、寒さなどから登山者の安全を守ってきた山小屋だったのです。

名前の 「ころぼっくる」 は、 「蕗の葉の下の人」 という今ではよく知られたアイヌ語ですが、山小屋設立当時、ご主人の手塚さんその意味を分からないまま、「ころぼっくる」 という響に惹かれ、名づけたそうです。

ところが、偶然というか、面白いことはあるもので、この 「ころぼっくるひゅって」 のある車山肩の辺り一帯を昔は 「コロボックル」 と呼んでいたそうです。
(以上 ころぼっくるひゅってHPより)

他にも、「日のよく当たる場所」 という意味のアイヌ語を当てた地名など、長野県にはアイヌ語にちなんだ地名が数多くあるという話を聞いたこともあります。
アイヌは、遠く離れた人々の文化ではなく、もっと身近なものだったのではないでしょうか。


冷えた体に温かいコーヒーはとてもありがたい。

喫茶店は、11月いっぱいまで営業して、来年の4月下旬までお休みするのだとか。
今年は、もう一月 「ころぼっくるひゅって」 を訪ねることができますよ。
信州の秋を楽しみに霧ケ峰高原に来る機会があったら、ぜひ立ち寄っていかれてはどうですか?

ほっとする喫茶店です。


(2006.10.31)


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